東北を選んだ理由として

子供たちと一緒に実際に見たかったんです

映像で繰り返し見たあの光景

そして今その場所がどうなっているのか

 

もちろん実際に辛い体験をされた方が沢山いて

呑気に家族旅行のついでに寄って見学するという

不謹慎さに後ろめたい思いもありました。

 

でもたった数百キロしか離れてない土地に住んでいて、

震災の時には震度5強という生まれて初めての経験をして

比較にはなりませんが多少なりとも怖い思いをして

ウチの子供たちも震災当日は東京から震災難民になったりして

3.11の当日から家族が家に揃うまでの2日間は不安でたまらなかった事や

ガソリンパニックや、食料品や水の買い占めなど

生活面での影響などもあったり。

 

そんな事も

この2年という時間の経過の中で記憶が徐々に薄れていくのを

正直なところ感じていました

いや感じることも忘れかけていました

 

だからこそ

敢えて「行こう」、と思いました

 一体、あの場所がどうなっているのか

 

 

 

平泉から松島に行く道は

最も簡単なのは東北自動車道を南下する方法です

しかし海岸線に出る為に一般道を地図をにらめっこしながら走りました

パパさんに運転してもらい、地図を見るのが得意なウシ子がナビをします。

 

国道4号を南下し、国道342号線に入ります。

のんびりとした田舎道でドライブにはいいですね~

でも梅も桜も見かけません。このあたりはまだ冬なんですね。

 

しばらくすると東北の代表的な河川「北上川」にぶつかります。

そこから国道398号線で海岸線まで一直線です

南三陸町の志津川付近に出るはずです。

 

途中までは何の違和感も感じませんでしたが、

海まで後数キロになった時、いきなり風景が一変しました。

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そして・・・え?? こ、これは・・・・??

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映像で何度もみた「南三陸の防災庁舎」

ここの屋上に30人くらいの方が避難されてたのに、数分後に・・・・という場所です

胸がドキドキして身体が震えました

 

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家族4人でしばらく無言でした。 手を合わせるしか出来なかった。

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まるで戦争の跡みたいに、何も無いんです。

工事している様子もないし、何かやっている風でもない。

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ショックでした。

これほどとは想像もしていませんでした。

 

この後、海岸線を南下しました。

とにかくずーっとこんな風景です。どこまで走っても、ずっとずっとです

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ガレキが撤去されて、まとめられた、という所までは進んだのでしょうか

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そして翌日は福島へ移動

 国道6号線 「新地駅」という方面に向かって曲がってみた

そこで見た風景は・・・

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同じ日本とは思えませんでした

こんなのって一体??

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周辺にある家は新築なんでしょうね

外壁も真新しい家ばかりです。 震災後に立て替えされたのでしょう。

 

そしてさらに南下します。

相馬から南相馬、浪江町へ

「立ち入り禁止区域まであと〇キロ」という表示が出始めます

とにかく行ける所まで走ってみました。

国道6号は普通に走れますが、周辺の風景が異様です

まるでゴーストタウン。 生活感が全くありません。

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手入れをしてない道路脇の雑草が伸び放題です

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そしてこの少し先で、完全行き止まり 通行止めとなりました

非常に物々しい感じで、とても写真が撮れる雰囲気ではありません。

そそくさとUターンしました。

 

Uターンしてからは適当な所で内陸に入ろう、と思いましたが

何処まで行っても曲がることが出来ません

かなり先まで通行止めになっていました。

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結局、道の駅「南相馬」まで戻り、県道12号線で内陸に向かいました

 

ところで

時間はすでに16時近くですが、お昼を食べてませんでした

相馬あたりでランチしよう、って思ってたんですが

行くところ全てが「本日休業」

 

後からわかりましたが、「本日」ではなく、ずっと休業してるんですね

それなのに食べる場所が無いね~、なんて言っていた自分達の愚かさと言ったら

本当に何もわかってないわ

 

震災後の被災地

見て、訪れて、意義があったと思う

子供たちの中にも確実に何かを残したようです

 

そうじゃなければ、立ち入り禁止区域の近くでご飯食べる、

なんて馬鹿げた事を再度考えたかもしれません。

 

でも同様に被災地の現状を実はよくわかってない人も実際には多いと思います。

 

地元の方々の心情を察すれば、

被災地へ行きましょう、なんて軽々しくは言えませんが、

でも、メディアを通して知る事以上に感じるものもあると思います

 

これを機会に

復興の為に自分が出来ることを考えていきたいと思います

 

 

改めて、震災で被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますと共に

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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